亀の雑学

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寿命の生き物

日本には「鶴は千年、亀は万年」と長寿を祝う言葉があります。
実際に亀の寿命はどれくらいなのでしょうか?
250年以上生息したという記録もありますが、記録の正確性が疑われており、確実な記録としては、アルダブラゾウガメの152年という飼育記録があります。
平均的にはゾウガメで100~200年、小型のミドリガメなどでも、20~30年位は生きると言われています。

亀の性別

ほとんどの種類の亀の性別は卵の段階では決まっていません。
孵卵(ふらん)状態(卵がかえる状態)の温度によって決まるのです。

このように産まれる時の環境によって性別が決定されることを「環境性決定」と呼び、多くの種類の亀のように温度によって性別が決定されることを「温度依存性決定」と呼びます。
爬虫類では、温度依存決定で性別が決まる生物が多く、ワニや亀が一般的です。

孵卵の際の温度によって性別が決定すると前述しましたが、どのように決まるのでしょうか?
これはもちろん生物の種類によって異なりますし、亀の種類によっても異なります。
大まかに分けると「低温ならばオス、高温ならばメス」「低温ならばメス、高温ならばオス」「低温か高温ならばメス、中間温度でオス」の3つのパターンがあります。

性別の見分け方

亀の性別を子亀の時期に判断するのはとても難しいです。
3年ほど生育して特徴がはっきり出るようになると判断しやすくなります。

亀の性別が一番わかりやすい部分は、しっぽです。
亀を下側から見た場合に、しっぽに肛門があるのがわかります。
「しっぽが太くて長く、肛門が甲羅から遠いのがオス」で「しっぽが細くて短く、肛門から近いのがメス」です。
また種類によっては成長してからの模様や色によって性別が判別できる亀もいます。

昔話と亀

亀が登場する昔話で代表的なものと言えば「うらしまたろう」と「うさぎとかめ」ではないでしょうか?
この二つの代表作の豆知識をご紹介します。

うらしまたろうを竜宮城へ連れて行った亀は、オスかメスどちらでしょう?
答えはおそらくメスだったようです。
理由としては、「産卵のために陸に上がっていたことが予測できる」ことと「助けた亀が乙姫に変身したという話が残っている」ことの2点です。
うさぎとかめのストーリーは誰もがご存知でしょうが、続編にあたるお話があることはあまり知られていません。

「まけうさぎ」というお話があります。
簡単にストーリーをご紹介いたします。
かけっこで、亀に負けたうさぎは、村でいじめられ、仲間外れにされていました。

そんな時に、うさぎの村がおおかみに襲われそうになります。
そこで、亀に負けたうさぎが立ち上がり、果敢に挑み、おおかみをやっつけました。
一転して、うさぎは英雄となり、再び村にあたたかく迎え入れられたそうです。