お茶の雑学

お茶の歴史

お茶と言えば緑色の日本茶をイメージする人も多いと思います。
緑茶やほうじ茶など種類はありますが、烏龍茶や紅茶も元々は同じ茶葉からできているのをご存知でしょうか。
味も香りも異なるお茶ですが、違ってくる理由は発酵方法の違いです。
日本茶としても親しまれている緑茶は発酵はせず乾燥のみです。
紅茶は完全発酵、烏龍茶は半発酵というような違いがあります。

お茶の葉を摘み乾燥させてから茶葉にしますが、植物としてはなんと6500万年前から存在していた事が確認されています。
お茶の化石も発見されており、茶葉や茶の実の化石は日本だけでなく、中国でも発見されています。
中国においてはなんと2億5千年も前のカメリアシネンシスの葉という茶葉の化石が発見されたという報告もあります。

日本では1940年に埼玉県で茶葉と茶の実の化石が発見されています。
こちらは約2800年前の物と言われていますが、栽培されていた形跡も見つかっているようです。
お茶は空海が中国から茶の実を持ち帰り、日本に広めたとされていましたが、それよりも前の茶葉や茶の実の化石が発見されている事から、もしもそのお茶を利用していたら、日本におけるお茶の歴史は今とは大きく違っていたかもしれません。

お茶に含まれるカフェインについて

カフェインが多い飲み物というとコーヒーというイメージを持たれがちですが、実はお茶にも多くのカフェインが含まれています。
日本人にとってはコーヒーよりも前から親しまれていましたし、毎日のようにお茶を飲む人もたくさんいます。
しかし寝る前に飲むと眠れなくなると言われたり、妊婦は緑茶を飲みすぎてはいけないと言われたりもします。
これはカフェインが多く含まれているからです。

コーヒー豆に比べると茶葉に含まれるカフェイン量は少ないものの、濃いお茶は確かにカフェイン量も増えます。
お茶の中でも玉露は香りも豊かで、味もしっかりしています。
玉露はコーヒーよりもカフェインを多く含んでいるのはあまり知られていないかもしれません。
寝る前にコーヒーを飲まないようにしているなら、玉露も控えておいたほうがいいでしょう。

玉露、コーヒー、チョコレート、ココアの順にカフェインは少しずつ少なくなっていきます。
ちなみに100gあたりに含まれるカフェインの量は玉露が3.5%、コーヒーが1.3%です。
数字にしてみるとどれだけカフェインが多いかお分かりいただけると思います。
ただし緑茶にはカフェインの他に、カテキンやテアニンなどの健康成分も豊富に含まれています。

カフェインというところに注目するとお茶は飲みすぎない方がいいと思えてしまいますが、お茶には種類があります。
玉露はカフェインがかなり多くなりますが、煎茶では2.7%、ほうじ茶は1.9%と種類によりカフェイン量は変わりますから、種類を選べば制限しなくても大丈夫です。