将棋の雑学 | トリビアバンク
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将棋の雑学

将棋の雑学

804枚の駒を使った将棋がある

将棋はお好きですか?
将棋が趣味という方も多いですが、強い人に対して優秀なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
王将、飛車、香車など、すべてに漢字などが書かれていますが、もともとは日本発祥ではないことをご存知でしょうか。

実は、将棋はインドが起源であると言われています。
そこから、中国へと伝わっていきました。
そして、中国から日本へと伝わったと言われています。

では、いつ頃日本に伝わってきたのかというと、平安時代あたりではないかとも言われているようです。
不明な点もあるのですが、現在わかっている一番古いものは、1058年のものです。

将棋と言えば、多くの方が同じものをイメージするでしょう。
将棋駒が40枚と、マスが81ある将棋盤を使ったものです。
しかし、このほかにも、なんと駒が804枚もある将棋がありました。

かつての将棋は、今よりももっとボリュームがあり、さらに複雑になっていました。
その中には、804枚の駒を使うものもあったのです。
それが、大局将棋です。

もちろん、将棋盤のマス目も今とは違ってたくさんありました。
なんと、1296マスです。
現在のものが81マスなので、かなり違いがあったということです。

玉将について

将棋をやったことがある方ならご存知だと思いますが、王将と玉将があります。
しかし、日本に伝わったころは、王将がなくどちらも玉将でした。

マークルックという将棋に似ているゲームも日本に伝わってきたのですが、駒の中に貝がありました。
貝は、お宝です。
お宝を獲得し合うゲームです。

昔は、玉は特別なお宝を意味するものだったので、ここから影響を受けて玉将となったのではないかと言われています。

王将について

将棋が日本に入ってきてからしばらく経ち、南北朝時代に入り、王将が登場したとも言われています。
王は一人いるだけでよいので、もう一方には点を付けて玉将としたとも言われています。

また、将棋好きでも知られている豊臣秀吉の命令によって、王将ができたのではないかとも言われています。

駒が五角形の理由

将棋の駒は、独特の形をしています。
五角形になった理由は、再利用されたからだと言われています。
平安時代、五角形の木簡などを使用していたのですが、何度も削って使っているうちに小さくなっていきます。
それを将棋の駒にしていたのではないかと言われています。

現代は、比較的身近な存在になっていますが、実際に学び挑戦してみると、非常に奥が深いことに気づかされます。
また、一見駒は自由に並べても良いように思うかもしれませんが、そうではありません。
きちんとお作法が存在しています。
興味がある方は、調べてみてはいかがでしょうか。