サイクルロードレースの豆知識 | トリビアバンク
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サイクルロードレースの豆知識

サイクルロードレースの豆知識

サイクルロードレースとはどんな競技?

自転車競技にはいくつもの種類があって、それぞれに特徴が違うので楽しみ方も様々です。
自転車競技を大きく2つに分けると、周回コースが作られていてその中で走るトラック競技と、普段は自動車などが走っている一般道を走行するサイクルロードレースがあります。
サイクルロードレースでは、通常ゴールに到達するまでのタイムか、全員が一斉にスタートして着順を競う方式が採られます。

このサイクルロードレースにも細かないくつかの種類があります。
たとえば、個人タイムトライアル方式はTTと呼ばれることがあり、選手が一人ずつスタートするものです。
距離は数キロから数十キロと様々ですが、そのタイムの速さを競うことになります。
同じタイムトライアルでもチーム戦となることもあります。
チーム全員が一斉にスタートし、チームメンバーのうちの一定の人数の最後の選手がゴールした時のタイムを競います。

ステージレースと呼ばれるタイプのレースもあります。
長期的に及ぶレースで、数百キロから千キロを超すようなコースを数日間から数週間に分けて走行します。
一日ごとにステージという単位で区切り、それぞれのステージごとのタイムと順位によって、総合タイムを測って順位を決めるというやり方です。

サイクルロードレースのビッグレース

世界的に有名なサイクルロードレースはいくつもありますが、その中でもより有名なのは「ツールドフランス」でしょう。
合計21日間、2日間の休養期間を入れながら走行するビッグレースです。
これはチーム走行であり、単に個人の力だけでなくチームとしての総合力が試される競技となります。
メンバーそれぞれが先に立って風よけの役割を果たしたり、補給地点でドリンクを受け取り他の人に渡したりする様子を見ることができます。
ツールドフランスでは、チームのうち一人を勝たせるという方式となっていますので、非常に知的な戦略が練られているのが興味深いところです。

「ジロ・デ・イタリア」は、自転車王国であるイタリアで開催されるだけあって世界からトップクラスの選手が集まりますし、観客の熱狂も大変なものです。
イタリアの国中を走行していき、その距離数は3,000キロを優に超えるビッグレースです。
ステージレースの形で実施されて、それぞれのステージで勝った選手にはピンクのジャージが贈られ、次のステージで着用するという習慣が特徴的です。

サイクルロードレースの観戦方法について

サイクルロードレースは長い距離で競技しますので、いわば盛り上がる場所を見つけて観戦することがよりレースを楽しむ秘訣です。
着順などを確認するために、ラジオやネットなどをチェックしながら観ると良いでしょう。
応援に熱がこもり過ぎて、看板を道にはみ出るように掲げたり、振っている手が選手に当たらないように気を付けましょう。