バレンタインデーに関する雑学 | トリビアバンク
Skip to content

バレンタインデーに関する雑学

バレンタインデーに関する雑学

バレンタインチョコを作る女の子

人の名前に由来している

バレンタインデーとは、296年に処刑されたバレンタインに由来する記念日です。
つまり、バレンタインデーは人の名前に由来しているのです。

当時の皇帝、クラウディウス二世は、若い兵士が結婚することに禁止令を出しました。
愛する妻を残した状態では戦いに専念できないと考えたからです。
そんな中、キリスト教司祭であったバレンタインは、結婚を望んでいる兵士をかくまい、皇帝に内緒で結婚させていました。

それを皇帝に知られてしまい、投獄されたバレンタインは、西暦296年2月14日に処刑されてしまいます。
牢獄に入れられても、バレンタインは処刑されるまで、愛の祈りを続けていたと言われています。

日本のバレンタインデーの起源

女性が、男性にチョコレートを贈るバレンタインデーは、実は日本だけの習慣です。
他の国では、男性から女性にチョコレートに限らずプレゼントを贈る国も多くあります。

日本のバレンタインデーの起源は、神戸の洋菓子店のモロゾフが1936年に英字新聞に広告を掲載したことと言われています。
「バレンタインデーにチョコレートを贈りましょう」という旨の最も古い広告です。
1969年代になるとお菓子メーカーや百貨店が、バレンタインデー企画でチョコレートの販売促進をおこなうようになりますが、まだこの頃は、バレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣は定着していませんでした。

1970年代になると女子学生の間で、好きな男の子にチョコレートを贈るという現在の形のバレンタインデーが広まっていきました。
1980年代になると、男性がお返しを贈るホワイトデーというイベントが始まったり、恋愛対象ではない男性対象に贈る「義理チョコ」という言葉が生まれたりしました。

バレンタインチョコレートの種類

バレンタインデーでは、女性が好きな男性へ「愛の告白」として、チョコレートを贈る「本命チョコ」が主流ですが、時代の変化とともに様々な形のチョコレートが出てきています。
「義理チョコ」という言葉はよく聞かれますが、最近では「義務チョコ」というものも存在します。

義務チョコには「あなたのことは好きではありませんが、社交辞令として贈るのですよ」という意味が込められています。
勘違いされたくないと感じる相手に渡すそうですが、意味を知ってしまうと、もらっても素直に喜べませんね。

「友チョコ」とは、女性が友人同士で渡し合うチョコのことです。
友チョコは「贈る」のではなく「交換」するためホワイトデーのお返しは不要です。

他にも家族に贈る「ファミチョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」、自分のために購入する「自己チョコ」となどがあります。
今後も時代の流れとともに様々な形のチョコレートが生まれていくかも知れないですね。