ハイビスカスの歴史 | トリビアバンク
Skip to content

ハイビスカスの歴史

ハイビスカスの歴史

ハワイと沖縄にあるハイビスカスの歴史

沖縄は昔琉球王国として栄えていたのですが、日本と合併してから存在がなくなっています。
また沖縄と同様にハイビスカスを見かけるハワイは、初代カメハメハ大王が作った王国として100年の間存在しますが、アメリカと合併してなくなります。
このように沖縄とハワイはハイビスカスで人気の地ですが、歴史を紐解いてみると共通する点として合併することで、昔存在していた王国が存在をなくしているのです。

ハイビスカスは鮮やかな色がポイント

ハイビスカスはハワイや沖縄のようにビーチで人気のある地に咲くというイメージがあると思うのですが、ハイビスカスのポイントはその力強さです。
花の命は1日しかないのですが、翌日に新しい花が咲いてくるので、常に美しい花を咲かせ続けるのです。
夏の太陽の下、力強く綺麗な花を咲かせることから鉢植えとしても人気があります。

しかし、ハイビスカスの元々の原産地はインドとなっており、ここでは葉っぱがクワに似ていることもあり、仏桑花や菩薩花と呼ばれています。
そのため、インドではダイナミックというイメージとは真逆の意味となっています。

現在はハイビスカス自体の種類は5000品種にのぼり、ハワイの欧花として知られており、ハワイアンハイビスカスとなっています。
そのため沖縄に存在しているハイビスカスのほとんどはハワイに存在するものとなっているのです。
しかし、そんななか唯一の違いとして、沖縄の方が直接地植えすることで3cm位まで育つくらい枝が丈夫という違いがあります。
そのため防風林としても使われており、マレーシアでは国花として認められているのです。

ハイビスカスの豆知識

ハイビスカスはフラダンスをする女性が耳に付けているというイメージがあるのですが、実はこのつけ方には意味があります。
ハイビスカスを右側の耳に付けている場合は未婚、左側に付けている場合は既婚となっているのです。
これは男女共通で、ハイビスカスがどちらの耳につけているかを確認するだけで、その人が結婚しているかしていないかがわかります。

ハイビスカスは種類が5000品目あるのですが、その全てが観賞用ではなく、食用も存在します。
食用のハイビスカスは甘酸っぱい香りと程よい酸味が特徴で、主に紅茶に用いられます。
そして驚くのは含まれている成分で、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれており、疲労回復や美肌効果が期待できます。

日本の沖縄のハイビスカスの色は赤というイメージがあるのですが、ハワイでは黄色のイメージが強いと思います。
実はハワイにはもともと在来種として赤いハイビスカスが存在しました。
しかし外来種のハイビスカスが入ってきて、いつの間にか黄色のハイビスカスが根付いたという経緯があるのです。
赤いハイビスカスが食用などで用いられることが多いことに対して、ハワイにある外来種のハイビスカスは園芸種となります。