観覧車の雑学 | トリビアバンク
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観覧車の雑学

観覧車の雑学

観覧車の雑学

遊園地の定番、観覧車

観覧車といえばどこの遊園地にもある欠かせないものです。
小さい子から大人まで楽しめるアトラクションでもあります。
遊園地に行くと最後に観覧車に乗ってから帰るという人も少なくありません。

定番の観覧車ですが日本でもっとも大きな観覧車や特徴的な観覧車など日本には面白い観覧車がたくさんあるのに意外と知られていません。
今回は意外と知らない観覧車の知識を紹介していきます。

観覧車の歴史

今ではどの遊園地でも見かける観覧車ですがその歴史は18世紀からのものです。
ロシアの貴族が自分たちが遊ぶために観覧車の原型を作ったのが始まりだと言われています。

とはいえ当時はまだ技術が発達していなかったので電動で動かすことができませんでした。
そこで人が乗っている車両をロープで動かす手動式で行っていたのです。
小さなものとはいえ手動で動かすのは相当な負担でした。

電動のものが登場したのは1893年に当時世界で最も高い建物だったエッフェル塔に対抗するために登場したシカゴ万博の電動式大型観覧車です。
当時の最先端技術を集約して作られた観覧車は世界中から称賛され、これ以降世界中に観覧車が登場するとともに大きさが競われるようになりました。

日本でも大阪に1906年に最初の観覧車が登場して以来全国で観覧車の建築が始まります。
国内では長く東京と大阪で観覧車の建築がされるごとに高さの最高記録を互いに更新し続ける競争のような時代が到来したのです。

日本には個人所有の観覧車がある

観覧車といえば商業施設や遊園地になるのが定番です。
しかし中には個人が所有している観覧車があります。
それが北海道池田町にある「ガリバーくん」という観覧車です。

子の観覧車は白幡諭氏が個人で所有しているものであり街のランドマークとして長く愛されてきたものでした。
しかし白幡氏が亡くなってしまい所有者が不在となる状態が起こってしまいました。
現在ではフィリピンの観光地で再利用され多くの人に愛されています。

日本にあるたくさんの面白い観覧車

観覧車は静かに乗って楽しむものだというイメージが強いです。
しかし最近では趣向を凝らした観覧車がたくさんあります。

東京ドームシティの観覧車は観覧車の中をジェットコースターがすり抜けていくコース設定がされています。
通り抜ける時には他の観覧車では味わえないようなスリルが楽しめるのが人気です。

大分にあるラクテンチの観覧車は日本で唯一の二層式の観覧車です。
ゴンドラが左右についていて回転し支柱も回ります。
普段の観覧車とは違う動きはスリル満点です。

名古屋のサンシャイン栄にある観覧車はすべてシースルーになっています。
大型観覧車でシースルーが搭載されているところは増えていますがすべてがシースルーなのはここだけです。