温泉で頭にタオルを乗せる深い意味

温泉でタオルを頭に乗せるのには意味がある

温泉では、人のタオルと混同しないためや、体を隠すために使ったタオルを湯船につけないために頭に乗せることがあります。
銭湯でよく見る光景ですが、なんとなくおじさんがやることであると考えて避ける人もいます。

しかし、この頭にタオルを乗せるのには意味があり、得られる効果もあることが実証されているのです。
そこで、ここではタオルを頭に乗せることで得られる効果について紹介をしていきます。

頭にタオルを乗せる時には温度管理を

頭にタオルを乗せるのは、タオルを濡らさないためだけでなくきちんとした効果があります。
ただし、タオルが乾いている状態では意味がなく、濡らさなければ効果が得られません。

さらに、タオルについてはあったかいものと冷たいものとで効果に違いもあります。
そこで、きちんとその仕組みを知った上でタオルを適切な温度に濡らして頭に乗せることが必要なのです。

頭に乗せるタオルの使い分け

銭湯内で頭にタオルを乗せることは、冷たい水を染み込ませておくことが重要です。
これは冷たいタオルを乗せることで、のぼせるのを防止する効果があるためです。

ただ、冷たいタオルで体が覚めるだけではありません。
頭寒足熱という言葉がある通り、頭を冷ますことによって体の体温管理ができるようになるのです。

逆に、温かいタオルを乗せることが効果的なこともあります。
それが露天風呂でお風呂に入る時です。

露天風呂に入る際、特に冬場の場合には外の冷気とお湯との温度差で血圧が急上昇してしまいます。
これは、冬場に高齢者を中心にお風呂場で心臓発作を起こして倒れるのと同じ状況を起こしてしまいます。
そこで、少しでも温度差を緩和するために熱いタオルを頭に乗せておいて温度差による心臓発作を防ぐ効果があるのです。

ただし夏場に露天風呂に入る際には、熱中症を起こしてしまうことがあります。
そこで対策として、冷たいタオルを頭に乗せておくことで熱中症対策にすることもできます。

立ちくらみ対策にも冷たいタオルが効果的

私たちは、長湯してしまうと立ちくらみを起こすことがあります。
これは、下半身が水圧から解放されることによって頭から足に血液が急激に移動をするためです。

そこで、これを防止するのにも冷たいタオルを頭に乗せてゆっくりと湯船から上がるようにすると、血流をゆっくりにすることができて立ちくらみを防ぐことができます。
特に高齢者は、湯船から上がる際に立ちくらみを起こして転倒をし、怪我をすることがありますから冷たいタオルを頭に乗せてゆっくり上がるという方法は、是非とも実践したいものです。
お風呂で暖かいタオルと冷たいタオルのどちらを使えば良いか分からなくなった場合、暖かい場所では冷たいタオル、冷たい場所では暖かいタオル、というように逆にすることを覚えておきましょう。