カレーのトリビア | トリビアバンク
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カレーのトリビア

カレーのトリビア

カレーの発祥地がインド

カレーというとインドで作られた言うイメージがあるのですが、カレー自体の発症がインドとなっています。
実際に現在のようなとろみのあるカレーとなったのは、イギリスにインドからカレの原材料やお米が持ち込まれ開発されています。
そのため、実際に今のカレーを作り上げたのは、イギリスの方で改良を加えたからというのがきっかけとなっているのです。

イギリスが現在のカレーを生み出したきっかけですが、海軍のメニューとして起用した時に船の揺れでこぼれない様にとろみをつけたという説があります。
しかし、その他にもソースを重視するフランス料理の手法でアレンジしたという説もあり、どちらが本当かはわからないのですが、経緯があり現在のように小麦粉でとろみをつける形が採用されたとなっています。
そして、カレーの難点であるスパイスを毎回調合しないといけないという点も、イギリスがパウダー状のカレー粉を作ることで解消しています。

現在はそれぞれの国でオリジナルのカレーが開発されている

カレーはスパイスに拘る料理ですが、現在では原型を改良して様々なカレーが開発されています。
特に具材を変えたり、カレーの色を変えたりと様々な工夫がなされているのです。

まず、発祥の地インドですが、こちらは当時のカレーがそのまま残っており、とろみのないカレーが特徴です。
しかし北と南でカレーの辛さに差があり、北がマイルドに対して、南は辛味をきかせるといった違いがあります。
そして食べ方が独特で右手で食べるというスプーンを使わない方法がとられています。

次にタイのカレーですが、彩りがるペースト状のカレーが作られています。
ココナッツミルクを使用したまろやかなグリーンカレーや唐辛子をきかせたレッドカレーなど色でカレーの辛さがわかるのが特徴です。
特に唐辛子やにんにくやパクチーの根やレモングラスなど、タイだからこそ使う食材がふんだんに使用されています。

最後にスリランカで作られるカレーですが、さらさらしているのが特徴で、スープ状のカレーとなっています。
他の国のカレーとの大きな違いとして、複数のカレーをかけて食べるという習慣があります。
通常1つのカレーにナンや米と一緒に食べますが、スリランカでは複数のカレーを楽しみながら食べるのが主流となっています。
ただインドのカレーと違って肉や魚を使っているというのが、味の違いを出しています。

カレーは国民食になっている国が多い

現在のとろみがあるカレーを開発したイギリスでは国民食とされていますが、その他にも日本等、色々な国で国民食として食べられています。
その理由の1つに、一気に多くの栄養が手軽に摂れるという特長があります。
カレーは野菜、肉、香辛料等様々な物を入れて煮込むだけという簡単な料理なのですが、煮込むことでしっかりと栄養素が濃縮されます。
そのため時間がなくて、しかも栄養が必要な時に大活躍してくれる料理なのです。

特に野菜が嫌いな子供たちに野菜を食べさせたいと思った時にカレーにすることですんなり食べてくれたという事もあります。
そのため気軽に食べれる栄養たっぷりな料理として国民の中で愛されているのです。