カッターナイフの雑学 | トリビアバンク
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カッターナイフの雑学

カッターナイフの雑学

カッターは日本が発祥の地

今はどの家庭にも1個はあると言ってもいいくらいにポピュラーになっているカッターですが、実は日本が発祥の地だという事はあまり知られていません。
文房具売り場にはもちろんですが、今ではコンビニや100円ショップでも必ずと言っていいほど置いてあります。

カッターがあればハサミの代用もできますし、ハサミでは難しい切り抜きなども簡単にできます。
切れ味が悪くなったら、刃を折り再び鋭い切れ味がよみがえるのも画期的なアイデアです。
これは1950年代に日本の関西にあるメーカーが開発したのが最初でした。

海外でも日本のカッターナイフは多く使われていますが、呼び名は国によって違います。
英語ではcutterと呼ぶ事もありますが、stanley knifeの方が一般的です。
日本が発祥の地という事から、japanese knifeと呼ばれる事もあります。
日本人としてはなんとなく鼻が高いように誇らしく思えます。

カッターの種類

今でこそたくさんの種類があるカッターですが、大きく分けると老舗系、文具系、工具系の3種類に分かれています。

老舗系と呼ばれるカッターでも、種類は豊富です。
大きめで幅も広く持つところがギザギザになっているタイプは、老舗メーカーが作っていますが、何かの作業や建築現場で使われる事が多いです。
色は黄色や赤が多いです。

文房具屋は最近あまり見かけなくなりましたが、ホームセンターや雑貨屋の文房具用品売り場には様々なカッターが並んでいます。
このタイプは子供が学校で使う物や、ステーショナリー感覚のタイプが多く見られます。
国内でも有名な文具メーカーもたくさんの種類のカッターを販売していますし、100円ショップでも意外と使えるカッターは増えています。
見た目も小さくコンパクトで、筆箱やケースに入る小さめの物が多いです。

工具系はプロ仕様と呼ばれる物が多く、カッターというよりはのこぎりに近い物も多く見られます。
ホームセンターでも工具売り場やDIY用品コーナーに並んでいます。
カッターというよりは、刃物に近い厚みがあって頑丈な替刃を使うタイプが多いです。
替刃にはのこぎりのように刃先がギザギザになっていて、のこぎりとして使えるタイプもあります。

一般的なカッターは刃先の角度が60度前後ですが、刃先が30度の持ち手や刃が細いタイプのカッターは、模型作りや切り絵などの細かい作業に使います。
こちらはプロ仕様として扱われる事が多いので、一般的な文房具売り場には置いていない事が多いです。
欲しい時はDIY用品コーナーを探してみましょう。
持ち手がペンのようになっていて、1枚ずつ刃を交換して使うタイプはデザインナイフといいます。
デザインナイフは切り絵や消しゴムはんこを作る時など、細かい作業に向いています。