ナンバープレートの雑学 | トリビアバンク
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ナンバープレートの雑学

ナンバープレートの雑学

ナンバープレートの意味

ナンバープレートというのは、ただ車の管理番号として車の前後に貼られているわけではありません。
有料道路で登録情報から車種区分に応じた料金を回収したり、駐車場の入庫時に情報登録をして出庫時に情報を照合して金額を算出したり事前清算の状況を確認したりということにも用いられているのです。

そして、ナンバープレートには色々な雑学が隠れてもいるものでもあります。
ここではこのようなナンバープレートにまつわる知識を紹介していきます。

ナンバープレートが汚れて読み取れないと道路交通法違反に

国土交通省ではマイナナンバー制度の導入に伴ってナンバープレートについても新基準が公表されています。
2016年4月1日に施行される道路運送車両法と自動車検査独立行政法人法の一部法律改正に伴った動きとして色々なことが進んでいます。

例えば、具体的なものとしてナンバープレートをカバーで覆って見えにくくしたりシールを貼り付けたりすることは禁止行為です。
それ以外にも汚れでナンバープレートが見えないような状態になってしまっているものは、きちんと拭き取って見える状態にして走らなければなりません。

現在のナンバープレートはいつから

1951年の道路運送車両法による登録制度の確立によって、現在のナンバープレートは始まっています。
普通、小型、および軽自動車とも地域名が頭文字からフルネーム表記へと変わったのは1964年です。
また、車の分類番号は1967年から2桁、1999年から3桁へと変化をしています。

ナンバープレートには3つの種類があります。
まずは自動車登録番号標とされる、普通自動車や小型自動車につけられるものです。
白いプレートは自家用車に、緑のプレートは業務用のものにつけます。

次に、車両番号標と呼ばれるものです。
これは軽自動車や二輪小型自動車につけるナンバープレートの正式名称です。
自家用車には黄色いプレート、事業用の車には黒いプレートをつけます。

最後に原付バイクにつけられるのが原動機付き自転車番号標です。
他にもナンバープレートには特殊なものがあり、大使館関係の車には外務省が発行する青のナンバープレートがつけられていますし、天皇陛下および後続が乗車するものはナンバープレートが円形であり、銀色地に金文字で「皇」と書かれています。

ナンバープレートにまつわる雑学

ナンバープレートに書かれているひらがなには意味があります。
有名なのがレンタカーに表記されているものは「わ」ナンバーであることです。
しかし、最近では「れ」ナンバーのレンタカーも普及しています。

また、使われていない文字が4文字あり「お・し・へ・ん」はナンバープレートに存在しません。
それぞれに理由があり、しは死、へは屁を連想すること、おはあとの区別がしにくいこと、んは発音しにくいことが理由です。