ビックカメラのトリビア
家電量販店「ビックカメラ」のナゾ
大手家電量販店として知られる『ビックカメラ』ですが、名前のビックが「なぜビッグ(BIG)では無いのか」という疑問も持つ人は少なくありません。
これには大きな理由があり、正式に使われているほうのビック(BIC)は英語の方言で「外見も中身も大きい」という意味があるためです。
大きな店舗と大きな店内、ひいてはそれに見合う品揃えというお店の意気込みを感じさせる名前の付け方と言えるでしょう。
また、ビックカメラの名前とは裏腹に、「家電全般を扱っている」という点もたびたび指摘されています。
これは、ビックカメラが文字通りカメラ専門のディスカウントストアだったためです。
1968年に群馬県高崎市で創業したビックカメラですが、時代の変化に伴い家電やパソコンを取扱うようになって、現在に至るというわけです。
このビックカメラの家電を中心に様々な商品を取扱うという経営方針は現在も
続けられていますが、スマホの爆発的な普及に伴い、昨今はビックカメラの格安SIMなどもリリースされているほどです。
カメラブーム到来
ちなみに、1970年代は、スーパーカーブームに次ぐカメラブームの到来で、
個人経営のカメラ屋が数多く存在していました。
機を見て、屋号と関係の無い商品を取扱いはじめたという点は、ビックカメラと同業のヨドバシカメラなども、ほぼ同様と言えるでしょう。