指揮者が倒れることが指示されたクラシックがある | トリビアバンク
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指揮者が倒れることが指示されたクラシックがある

指揮者が倒れることが指示されたクラシックがある

クラシックの魅力について

みなさんは、クラシックはお好きでしょうか?
心を落ち着かせたい時や、リラックスしたい時にクラシックを楽しむ方も多いかもしれません。
また、自宅にいる時は、四六時中聞いてるという方もいるでしょう。

バロック時代、クラシックは主に教会などで演奏されていました。
その後、古典派時代に入るのですが、特別な人だけに限らず、幅広く楽しまれるようになります。
「ストリングコンチェルト」や「ソロコンチェルト」、「シンフォニー」などが大きく発展した時代でもあり、多くの人たちに音楽に触れる機会が増えました。

そして、次にロマン派が広がっていきます。
ピアノが身近な存在になった時代でもあり、さらに音楽を近くに感じられるようになりました。
素晴らしいピアノ曲を世に生み出した、あのショパンなどもこの時代に活躍した人です。

フィナーレについて

よく耳にするクラシックが多数ありますが、中には、個性的な作品も多数存在しています。
「フィナーレ」も、そんな特徴ある作品です。

この曲は、ドイツのマウリツィオ・カーゲルがつくったものです。
およそ20分の長さの作品で、最大の特徴は最後の部分にあります。
なんと、指揮者が倒れてしまうのです。
もちろん、ステージ上で倒れます。

おそらく、何も知らずに音楽を楽しんでいた場合、かなり驚くことでしょう。
しかも、ただ倒れるだけではありません。
その倒れ方についても、細かな指示があるのです。
指揮者は、その指示通りに対応します。

そして、指揮者が倒れた後は、コンサートマスターが倒れてしまった指揮者の代わりに指揮をします。
ステージ上には、当然指揮者が倒れている状態です。
聴きごたえのある素晴らしい作品なので、是非聞いてみてください。

マウリシオ・カーゲルについて

フィナーレは、マウリシオ・カーゲルが50歳の記念コンサートのために作曲したものです。
1931年にアルゼンチンで生まれ、ドイツに移住しました。
独学にて作曲を勉強し、数々の作品を残した人です。
そして、2008年にドイツで亡くなったそうです。

室内楽や器楽、管弦楽、声楽などさまざな作品があります。

クラシックにはたくさんのメリットがある

人それぞれ好みの音楽や、好きなアーティストがいると思います。
好きな音楽を聴いて、気分を上げたり、癒したりしている方も少なくないでしょう。

今まで、あまりクラシックを聴いたことがない方も、是非聴いてみてください。
クラシックには、さまざまなメリットがあるからです。
心地よい眠りにつけるような作品もありますので、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ほかにも、いろいろな発見があるかもしれません。
フィナーレもお勧めです。